高校の時の話

いまだにどういうことか理解できないけど、今考えられることでそれなりの考察をしてみたい。

というのが、高校のとき、僕は県内の駅伝で5番か6番を目指すような高校にいました。走力レベルでいうと5000m15分台くらいでトップは14分台みたいな感じ。近くの高校にも同じレベルの高校があって、毎年高校駅伝で6番を取り合っていました。
しかし、ある時を境にその高校がめちゃくちゃ強くなって、ほぼ14分台。15分10秒とかでも駅伝メンバーにはは入れていなかったと思います。高校駅伝は6番争いをしていたのが一気に優勝争い。でもさすがに都大路は最強のあの高校でしたが、それでも安定して2番、3番を取るようになりました。

当時の僕らには衝撃的過ぎました。合宿も一緒にやっていたし、インターハイ路線は同じ地区のため、長距離の得点争いもしていたのに急に遠い存在になってしまった。僕らは公立で彼らは私立だったので多少の環境差はあったでしょうが、そんなものでは説明できないような何かが彼らにはありました。

ある日の練習後の先生の話でこの話が上がり、その先生曰く、「意識を変えた」とのこと。
その高校の先生が生徒に「いつまでもあいつら(僕らのこと)と争ってていいの?」的なことを言ったらしいです。そしたら火がついて本気で都大路を目指すようになり、強くなったんだとか。

確かに、この年の高校駅伝でその高校は8番とかで次の大会に進めませんでした。うちの高校は6番で次の大会に行きました。
翌年はうちが7番で彼らが6番でした。
その次の年は彼らが2番だったかな。

明らかに6番を逃した年から強くなっていっていました。

さて、彼らに何が起こっていたのか、考察してみます。

考察その1

高校自体が近いのである日の練習を同じ競技場で行っており、彼らの練習を見てみました。
ほんなら、まぁ速いこと。
その日はペーランをやっていたと思うんですけど、3分20秒とかで10人くらいが1列になって走ってました。
距離は分からないけど、多分6000mとか。
多分インターバル→ペーラン→インターバルみたいな練習をしていたんだと思います。

また、ある日は400mのインターバルをやっていて、見てたら64秒でやってました。間200mジョグで。
衝撃的でした。

これらのことからわかるのが質の高さ。
ちなみに僕の高校はというと、先生が距離信者だったため、多少ゆっくりでもいいから長く走るのがモットーでした。
ペーランも速くて3分40秒とかで16キロとか、400mのインターバルも72秒で分割してトータル20本とか。
ベースの質が違ったのかなと思います。
ほんで多分、練習内容も一気に変化している。ちょうどその高校が6番を逃してから陸上長距離界全体で高速化が進みました。靴も進化したし、高校記録もバンバカ更新されるようになり、戦力図画大きく変化したように思います。
そこで彼らは練習内容を変え、高速化にうまく順応してるように見えました。
5000mの記録もそうですが、1500mも伸びがすごかった。毎年1人いるかいないかレベルの3分台が急に3人くらい出て、そこからコンスタントに毎年複数人の3分台が出てたと思います。

考察その2

あと考えられるのは休みが多いことかな。
これはさっきの考察に繋がりますが、彼らは休みが多かった(らしい)です。

真偽は不明、噂程度ですが、朝練はないし、週1で休みがあると聞いたことがあります。
朝練がないのは本当か分かりませんが、たしかに僕らが朝練で市街を走っていると登校する彼らを見ることがありました。なので朝練がないのは本当かも。
週1休みもおそらく本当でしょう。

ただまぁこの辺が変革によってそうなったのかもともとそうなのかは分かりません。
でも休みを増やして1回1回の質を上げるというのは大事な考え方だと思います。
仙台育英のTempoでも週1回は完全休養を入れていると言っていたし。仙台育英は朝練してますが。

ここからどう考えるか

要はうまく休んで練習の質を上げるというのがまとめになりますが、中長距離には量も大事なはずです。あの時の彼らが月にどれだけ走っていたかは定かではありませんが、14分台も出てたし、それなりには走っていたと思います。なので単純に休みを増やして高強度ばかりやっていても伸びないと思います。何のためにどこを伸ばすのかを理解したうえで練習しなければ意味がないのでまずはそこを考えるのが1番だとは思います。そのうえでどれだけの質のものをどの頻度でどれだけやるかというのを考えていくのが重要です。

また、あの高校のやっていたことが正しいとは限りません。たしかに6番から2番になることはできましたが、1番にはなれていません。そこには入ってくる選手の差もあるかもしれませんが、1番と2番以降には大きな壁があります。
まぁとはいっても事実、一気に実力が上がっていたし、僕らの高校は取り残されてしまった。そう考えると方法論の1つとして重要視してもいいのかもしれません。

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